訪問歯科(往診)通信その1

訪問歯科(往診)椅子

訪問歯科(往診)が今、必要とされています

お久しぶりのブログ更新です。

通常診療に加え、
訪問歯科(往診)のご依頼が増えて参りましたので
ブログの時間が大幅に減ってしまいましたが

何とも嬉しいことであります。

ご在宅で歯科に通院できない方は

歯科医療という枠組みから取り残されがちです。

お口のケアは特に蔑ろになりがちなので、
ここから全身疾患が進行し、
寝たきりになるリスクも大きくなってしまいます。

 

訪問歯科(往診)というものがある、
ということを知っていただき
早めのご利用で
ご在宅でもお口の環境を快適に維持して行くことが
可能だということを

もっと多くの方に知っていただきたい。

訪問歯科(往診)のご依頼が多くなってきたのは

この長寿社会で今、

「歯科医院に行く体力はないけれども

生涯最後まで気持ち良いお口の環境を守りたい」

 

という願いを持たれる方が
増えてきたのだと感じています。

 

もし、訪問歯科(往診)をご存知だとしても、

きっかけがないと
なかなかご依頼しにくいかもしれません。

きっかけとして多いのは

入れ歯の不具合ですが、

入れ歯のご相談でなくともご依頼は可能です。

 

 

訪問歯科(往診)の始まりはお口の健康診断

ご高齢の方でも
残存歯が多い方はいらっしゃいます。

90歳を超えても入れ歯なし!!

という方もおられます^^

すごいですね!

大変素晴らしいと思います。

ただ、そういう方は

「歯がある」ことで
虫歯や歯周病のリスクが高いことは

いうまでもありません。

 

ご高齢になればなるほど

もし、虫歯になった時、歯周病が進行した時

通常の治療では上手くいかないケースが
増えてきます。

 

お年を重ねていますから

全身疾患を持たれ服薬中の方が多いという
理由もあるし、

麻酔を使うにしても多少なりとも
お体に負担をかけることになりますから、
できるだけお体にストレスのない治療を
考えなければなりません。

 

私がお勧めしたいのは、

「歯が多く残ってらっしゃる方ほど

お口のケアに力を入れて欲しい」

ということ。

 

今は何も問題なくとも、

将来ずっとその状態が続くとは限りません。

だから、
訪問歯科(往診)でぜひ、お口の健康診断から

始めていただければと思うのです。

 

お口の健康診断では
小さな虫歯のチェックから歯周病の進行具合、

お口全体に異常がないかのチェックを行います。

問題なければ

お口の定期検診で健康維持していきましょう。

検診ペースはご家庭の事情等により
決められて構いません。

「放置しない」

「長く観察し続けること」

 

で健康維持することができます。

生涯気持ち良いお口で、
美味しい食事が楽しめますことを

歯科スタッフ一同心より願っております。