総入れ歯の種類

・金属床
・メッシュ床
・アタッチメントデンチャー
・ソフトデンチャー
・無口蓋デンチャー
・その他

アタッチメントデンチャーを利用した総入れ歯

・今の入れ歯は口の中で動いて食事ができない方
・金属のバネが気になられる方

【上記に当てはまる方】
アタッチメントデンチャーが向いております。

アタッチメントデンチャーのメリット

・普通の入れ歯よりも、より固いものが噛めるようになります
・バネがなく動きにくいので、自分の歯のように噛むことができます
・将来自分の歯がなくなってもその義歯がお使いになれます

メッシュ床を利用した総入れ歯

・味や香り、温度が感じにくい方

【上記に当てはまる方】
メッシュ床の総入れ歯が向いております。

ソフト(シリコン)デンチャーを利用した総入れ歯

・歯茎が痩せて、痛みがある方
・入れ歯を装着していると痛い方

【上記に当てはまる方】
ソフト(シリコン)デンチャーが向いております。

無口蓋デンチャーを利用した総入れ歯

・上顎の入れ歯をしていると吐き気がしてしまい使用できない方

【上記に当てはまる方】
無口蓋デンチャーが向いております。

総入れ歯の手入れ法

半年に一度は、定期検診を・・・

快適に使っていただくためには定期検診と普段のお手入れが重要なポイントです。いつも動いている口にピッタリ合わせるためには、何度も調整を繰り返す必要があります。

歯がなくなった歯茎は、時間とともに痩せていきます。つくった当初はピッタリと合っていた総入れ歯の床と歯茎にすき間ができてくるのです。そうなると、歯茎に吸い付いている総入れ歯は安定しなくなります。

定期検診でこのわずかなすき間をいち早く発見し、調整すれば、いつまでもピッタリの状態が保てます。

口のなかで動いてしまうようになった総入れ歯を我慢して使っていると、噛み合わせが乱れてきます。
いつまでも快適な総入れ歯を保つために、ぜひ半年に一度は定期検診を受けてください。

なお、就寝時にも入れ歯はつけたままお休みください。